僕の前に道はない。

シニアのウェブでの行動を見ていると
明らかに間違っているのに、「元に戻るボタン」を押さない。
習熟度が低い人は元に戻るボタンよりも×を押してしまうが(弊社では「おあいそー!」ボタン、と呼んでいるが。ノンベらしいでしょ)習熟度がそれなりにある人で、戻るボタンの存在を知っている筈なのに。
そして、みな同じ傾向を持っている。


そう。
当たり前の事です。
データは常に当たり前しか言いません。
間違っていない、と思えば元には戻らない。
例えば、地図を知りたい、というときに「サイトマップ」を押す。
マップゆえに間違っていない。という意識があり、その為に、「元に戻る」は絶対に押そうともしない。
まさか、戻るボタンなどを押さなくても、正しいところを押していると考えているからだ。
他のサイト。
某社のウェブサイト、目的のものが見つからない。
完璧に違うカテゴリのところを押してしまっている。
しかし、彼らに間違いはわからない。
そのため、堂々巡りになる。
武士はもと来た道は戻らない。なーんてことを突っ込んでみたくなるほど
猪突猛進にウェブに対して果敢に挑戦していく。
「ここを行ったら多分正解」
「ここを押したら多分正解」
そして、宝の山が見つからなかったときのストレスは、それはそれは想像を絶するものだ。
少なくとも、道を見せてあげましょう
太陽の光を見せてあげれば、大きく迷う事はないのに。
真っ暗な森の中を歩くよりは、太陽が見えていたほうが気分的に楽であるように。
ちなみに、パンくずリストの理解率、半分以下。わかるところはわかる、解らないところは全く解らない。
それは、形状にある。おもしろい。
トップ>中面
「大きいの?」
ですよね~。