百聞は一見に如かず

とあるシニアビジネスをされているご担当者様が遊びにいらした。
打ち合わせ半分、煮詰まっているのを打破するのに半分、色々その「モノ」がシニア層にどうしたら受けいられるのかなどを話していたら・・・
そこにいらしたTさん。「あたしはね」と会話に加わる。
うちの教室はなぜか人が話していようがなにをしていようが、話に入り込む習性がある。
「あたしの行っている教室では○○でねー」
悶々と考えるより聞いてしまったほうが早い。門の中に心を入れるより、門の中に耳をいれてしまったほうがよっぽど早い。
ああ、そういうことでうれしかったり、購入したりするんだー。という話で盛り上がる。
先日はとある記事を書きたいという人が教室に遊びにいらした。(本当は遊びじゃなくて仕事ですけどね。教室にいらっしゃるのは遊びに来るものだ、というイメージが強くて・・・)
とある事象について語っていたらそこにいらしたKさんが「僕の周りでそういう人はさー、こういう感じの人が多いんだよね。」
なるほど納得、というよりも、そういうモノゴトに対して、シニア層がどう捉えているのか、それがネガティブなのかポジティブなのか、どういう言葉で反応するのか、聞いていると本当に面白い。
プレゼンなどに行っていると、シニア層のデータは、とよく出される事がある。
私が自社資料を出してしゃべり始めると「そうそう、そういえばうちのオヤジとかも・・・」と話になる。
私たちがシニア層をその企業に合わせて分類するときは、通っている人の名前を全部印刷したものを、その商品の購入やその目的にあわせてKJ法のごとく分類していく。「この人とこの人、似てるよね」という感じだ。
それで分類するとたいていは外れない。
シニアビジネスをはじめるのに、データもいいですが、きちんと「生の声」活用してますか?生の声は届いてますか?
しかし、いまだに、生の声を聞くと驚く事が多い。自分自身もシニア層の考え方、消費行動について知らない事はたくさんあるということを、彼らから学ぶ事が出来ます。ちょっと話し長いですけど。