30歳からの老化入門
★ネタ:30歳から始める老後ライフ設計の薦め
30歳から老後ライフを考えながら、老後を受け入れる生活を始めることが重要で、30歳になったら老後を考え、受け止め、楽しもう!という計画
0.前提
人は突然老いるわけではない。毎日の積み重ねが老いであり、人生で今ほど若い時はない。
そして、人は必ず老いる。そして、死ぬ。
老人になって、自分の可能性を極端に閉じる人が多いが、老後の生活を最初から考えて、75歳を基準に生活設計を組み立てれば、老化を受け入れられるし、若いころにしとけばよかったことで後悔することはないだろうと思う。
また、若かりし頃の思い出は、よほどのことがない限り美しく、磨かれる。
若いうちはいろいろなことを経験するが、30歳ごろから、分別が付き、やることを損得などで選ぶようになる。しかし、その時に「やらなかったこと」が後からやっておけばよかったと思えることになることも多い。
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65歳くらいから新しいことを始めようとするのは、とても勇気がいること。どうにか今までのやり方で踏襲したいと思ってしまう。
一方、若いころにやっておけばよかった、若いころに勉強をしておけばよかったと仰る方が多い。「若いころに本を読む習慣がないから、本を読むのが苦痛。読みたいのに」等
→(疑問)現在のご高齢の方は、戦争などの影響で存分に学ぶことができなかった方も多く、「やりたい!」気持ちが強い。しかし、今の若者は恵まれている分、老後もあまり意欲がわかないのかも
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高齢になるとボケ防止(脳力低下防止)に勉強をしようと試みる人もいるが、若いころに「学ぶ」「考える」習慣がないと、それが苦痛になり、途中でやめてしまうことがある。
→ただし、やっておけばよかった→いまから頑張る、という人もいるので、その勇気は讃えたい。
1.目的
老後というゴールを設定し、そこから30歳代からの老化ライフを設計することで、良い老後と充実な毎日を過ごす。
1)楽しい老後ライフ
2)老後に後悔しない今を過ごす
3)老いを認めつつ、できることを今のうちにすることを精一杯するよう心がける
2.老化ライフ設計事始め
2-1.自分の老後を考える。どういうおじいちゃんorおばあちゃんになりたいか。
老後は夫婦で?老後は仲間と?仲間は誰?趣味に生きる?若者に指導したいなどでも可能。どういう風に自分が若かったころを思いたい?誰に看取られたい?
2-2.その老後を迎えるために、今すべきことを考える。
今しか、無理ができないなら、今無理しても大丈夫。(しすぎはダメよ)でも、高度成長期を体験した人がその幻影から抜け出られないように、多少の無理って、麻薬的なんだろうなあ。
若いころにやっておけばよかった、と後悔しないように毎日一生懸命。
2-3.すべては昔話になるから大丈夫!
恋愛話も、仕事の話も、後から考えたらすべて美しい話になる!
辛い話は後で「あれがあったから強くなれた」となるし、だから、今、辛くても、楽しくても、一生懸命であればきっと老後が楽しい。
2-4.何か始める
1年にひとつ、あきらめてもいいので、何かを始めるようにしましょう。
はじめるというのは年をとるにつれてしんどくなります。何か一つ、はじめましょう。
合わなかったら辞めればいいのです。
3.充実老化ライフを迎えるために
人は日々老いていることを認めましょう。
人は得てして、今の状態が続くと、考えがちです。
が、30歳を過ぎて無理が出来なくなった、など体が老化しているのを感じる方は多いかと。
あなたはどんどん無理がきかなくなります。新しい芸能人を見ても脳内にストックされているアイドルが多すぎて、どれがどれだか区別がつかなくなります。
なので、老いることを恐怖と思わず、抵抗せず、老いていることを認識し、
3-1.今が一番若いのだから、今、頑張りましょう。頑張れないときは必死で頑張らない。
3-2.「若々しく」ありましょう。「若づくり」ではなく。
3-3.長い目で人生を見ましょう。今が良ければいい!じゃないです。
4.老いたらしてはいけないこと
1)何もしてくれない、というのはやめましょう。反対に、何かしてみましょう。そうすると、人があなたに気付きます。
2)もうすぐ死ぬんだから、必要ないと思うのはやめましょう。でも、あと30年生きたらどうするんですか?
3)年寄りなんだから優遇して欲しい、と思うのはやめましょう。みんな思ってます。
4)若い時にやっておけばよかった、若いからいいわね、というのはやめましょう。あなたも昔は若かった!
5)自分は年をとっていないので、若い子と同じようにできる!若い子には負けん!と思うのはやめましょう。ご自分も若いころに、そういう人を見て、「またまたあ」と思ったことがあるはず。
6)年をとったからできません、とすぐに諦めない。どうにかできるもんです。
7)年なんだから努力したくない、というのはやめましょう。若いうちは努力しなくても出来ることがたくさんあります。年をとったら、なにかやるにも、若い子よりも努力が必要です。エネルギーが違うんですから。
自分の最適な老化計画をもとに、無理をしすぎず、頑張りましょう。
本日は、最近考えていた老化計画のお話でした
今から、老化する事を考えていたら、「突然老化した!」って驚かないでしょう?
「年を取って出来ない事が増えた!」も想定の範囲内になるでしょう?
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[まとめ]いまからはじめる老後ライフ設計
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人生は有限かつ、出来ないことも増えていく。
だから、後で後悔しないために、今できることをしっかりやる。
そして、理想の老後を迎える。
老後設計を人生の照準にすることで、人生をより楽しめる、というのが、「30歳からはじめる老後ライフ設計」。
■余談
御高齢の方には、そんなに考えすぎないでも、どうにか毎日楽しいわ、どうにか過ごしているよ、と言われてしまうが、少なくとも、若いうちにしておけばよかった系の後悔はしたくない。となると、もしかしたら、来年、いや、来月事故とかなんかで死んでしまうかもしれないが、それでも、後悔をしないための人生設計が必要だと思う。
とかいって、中学時代に私は24歳で結婚し、26、28、32で子供を産むと立てた計画、もう、31歳なんですけどね、どうしましょうね。ははは。大学時代に建てた老後計画は(当時からそんな事を!)老後は世界中の若者が泊まれるゲストハウス(ドミトリー)を創り、世界に広がる「子ども達」に悼まれながら死ぬ、という計画。まだ間に合うかな(笑)
ちなみに、この老後計画を友人・知人の数名に話したのですが、「今から老後ばかり考えると仕事しなくなるよ!考えは良いんだが、名前が良くない」とのこと。うちのスタッフも名前が良くない、と言っているのですが、まあ、良い名前を誰か思いついたら教えて下さい。
これを思いついたのは、「僕は余命が短い!」という元気シニアの声を数日連続で聞いたから。「若いっていいよね!」を繰り返されるのはしんどいです。でも、その若さをきちんと、認識したいとも思っています。若いから苦労無く出来る事、たくさんありますから、若いうちに色々やっておこうと思います。そして、やっちゃいけないことはしないように気をつけよう・・・。
#後悔しないような行動をする、というのは簡単そうで難しい。後悔しないと腹をくくればいいのだけど。