シニア向けポータルサイト?
中高年/シニア向けサイト、9割以上が未利用、そのうち過半数が利用希望
難しい調査ですねー。
このようなアンケートに答えられる人は使える人が多く、シニア向けと謳っているところを使う必要はないが定年退職して友達が減ったらネットで友達を作ろうと思っている。
という姿が見えますねー。
さらに
中高年/シニア向けのサイトにユーザーはどのような情報やサービスを求めているのだろうか。「旅行や地域の情報」が71.2%で最も多く、以下、「生活に役立つ情報」の69.4%、「健康に関する情報」の63.3%、「PC やインターネットに関する情報」の31.2%、と続いた。
とりあえず、書いてみました、答えてみました、というのが本音なんでしょうね。
実際に色々ヒアリングしてみるとうーん、シニア向けサイトと言うのはそういうのは余り求められていないのではないかと言うのは、先日某所で話した通り。
なぜなら、そういう役に立つ情報はどのシニア向けサイトでもやっているわけです。でも、多くの不満が「自分のほしい情報がみつからない」
シニア層の、普通にしか使っていないシニア層にとって、インターネットとは「自らが行動しなくてはいけない」メディアです。テレビは何も言わないでも情報を届けてくれます。玉石混淆だとしても。インターネットは自らの仕組みです。それが解っていないシニア層にどんな情報を届けても、届かないのです。
2007年には団塊の世代が定年を迎えるが、今のところ、中高年/シニア向けのサイトの普及には至っていない。今後普及するかどうかは、提供される情報やサービスの質にかかっているといったところだろうか。
うーん、どうでしょうね、情報の質はどこも結構いいんじゃないですかね。
それをどう打ち出すかだと思うんですけどね。
最近、色々ヒアリングしていて新たな「シニア像」が見えてきました。
コミュニティに求めるもの、シニア向けサイトのあるべき姿、もしかしたら、使えている人には思いも寄らないものが求められているのかもしれないと最近、思っています。