シニア層と情報源

「なぜシニア向けは失敗するんだろう?」とふと考えた。
今目の前にある、今月末くらいに発表する予定の調査結果と、色々なオキャンシニア(おきゃんって言わないですか?)の顔を思い浮かべながら。
どうシニア層にアプローチしていけばいいのかということを、自分のために回答を出すための自主調査を先日行った。結果は非常に有益で、リリースにどこまで盛り込むかワクワクしている。
私は情報源は娘だと思っているし、息子をもつ母と娘をもつ母ではミーハー感覚が違うのよ、と思っている。
普段シニア層と話していて、息子の話をする母はちょっと少年を思い浮かべるような目で、娘の話をする母は悪い友達と付き合っているようなやんちゃな目で話すから、多分、そういうつきあいをしているんだろうなって。
そんなことを思いながら結果を見て、「じゃあどうしたらシニア層に効率よくアプローチできるんだろう」と思う。
そして同時に「なんでシニア層にアプローチできないんだろう」と思う。
まあ、その結果はでてしまったのだけど(テレビ、新聞、インターネット、娘、雑誌)
一つ、数字に出ていないけども、パパさんは勉強が好きだし、ママさんは、60歳になったら50歳の頃より子どもがいない分自由になって、そしてテレビとか見て、・・・って、情報源が50歳代と大きく変わらないんじゃないかと思った。もちろん、ママ友は少なくなる。でも、テレビ、新聞は(本当かどうかわからないけど)読んだり見たりしている。
となると、いつ自分が歳をとったことに気づくんだろう?
4年前に同じ事を思ったのだけど
女性は、歳をとるタイミングがないんだ。
改めて思った。
だから、歳をとるタイミングをきちんと持っている男性が作るシニア女性向けはなんかずれてるんじゃなかろうか。
今回の調査で男女の差が大きく出た。
情報の入手の仕方、咀嚼の仕方。
娘や息子など生の情報源との連絡手段などなど
そういうのを一緒くたに「シニア」とくくっちゃいけないなあ。うん。
今日も日中、そんなことも話していた。
ふーむ。