想像力
私はもう4年も陶芸をやっているのだが、
自慢じゃないが、うまくならない。
うまくなろうという、気持ちはある。
だが、うまくならない。
謙遜ではない。
結構、難しいのである。
お皿はいいのだ。結構大皿も作れるのだ。
私にとって難しいのは、お茶碗だったり、湯のみだったりする。
お茶碗を整形して、乾かして、いざ焼きに出そうとすると
妙に持ちづらかったりする。
底が広すぎたりする。
色々なお茶碗を見て観察しているつもりでも
実際に作ってみると、色々な気づき不足がある。
そして私は先週の日曜もお茶碗作りに挑戦した。
そしてふと気づいた。
私が、うまくならないのは、想像力の不足であると。
私が観察すべきは
お茶碗だけじゃなくて
お茶碗を使っている人が
どういう風に使っているか、ということなんだなと。
作り手から見ると、こういうのはいいんじゃないかと思っていても
実際に、使い手側から見ると、すごく持ちにくい。
商売もそうだし、
仕事もそうだし、
ユーザーテストもそうだなと思った。
相手にとっていいだろうな、という中途半端な想像力じゃなくて
相手が使っている姿が自分に乗り移るような
そういう想像力が必要だと。
その想像力を養うためには
もっともっと人を観察して、
もっともっと人のそばにいなくちゃいけないなと
つくづく思ったのでした。
※これから、基本的にシニアの事とか、ユーザーテストの事は、mamionブログへ(こちらにも書きます)、その他思った事、気付いた事、会社ブログに書くほどでもない事はこちらに書いていきます。
どうぞ宜しくお願いいたします。